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第十六話「The heart of Ymir」(41)

 「G11、銃を」

 グラリスNo3、月神のG3プロフェッサーが指示を出す。

 「あいさ」

 巨銃エクソダスジョーカーXIIIを構え直したのはグラリスNo11、双銃のG11ガンスリンガーだ。

 「G1、『セロ』はどこさ?」

 「今は無理だ。あの山の向こう」

 G11の質問に、グラリスNo1、神眼のG1スナイパーが指差す。その先の、ひときわ大きな山塊は、いかに伝説の巨銃でも貫けまい。

 「どっか顔出しそうなとこは?」

 「ダメだ。あのまま山向こうの谷を進まれると、もうジュノーの直前まで狙撃ポイントはない」

 厳しい顔で、山脈を睨みつけるG1。

 敵も馬鹿ではない。 

 「銃がダメならさ、弓で撃っちゃえば? 」

 グラリスNo2、小柄なG2ハイウィザードが気楽に提案。だが確かに、G1スナイパーの弓は風に乗り、見えない相手にも届く。だが、

 「今は風が悪い。あそこまで届けてくれる子が見当たらない」

 G1。さすが、そうそう上手くはいかない。

 「ま、寄ってきたら今度こそ灰にしちゃるわ。アタシぐらいになればね」

 「G2、貴女はもう薬剤禁止です」

 「ナンデ?!」

 「G4、力ずくでも止めて下さい」

 「了解した」

 「ちょっ?!」

 G3プロフェッサーが釘を刺した上に、グラリスNo4、隻眼のG4ハイプリーストに実力行使を命じる。実際、このG4ハイプリーストの戦闘技術は、グラリスの近接戦闘職と比べても引けを取らない。小柄で、かつ腕力にはまるで縁のない魔法使いを制圧するのは、文字どおり赤子の手をひねるようなものだろう。

 「……ん?」

 その時、目を細めたのはG1スナイパーだ。

 「どうしました、G1」

 「……妙だ。『セロ』が追ってこない」

 G3プロフェッサーの質問に、彼方へ視線を向けたまま応える。

 「『マグフォード』が目的ではない……?」

 首をひねるG3。

 「あのコースだと……ジュノーへ先回りするつもりか?!」

 「あっ!」

 G1の予測に、G3が目を開く。が、

 「ジュノーを背にされちゃ、コイツは撃てないさ」

 先に苦い言葉を吐いたのはG11ガンスリンガー。彼女が操る巨銃エクソダスジョーカーXIIIは威力こそ絶大だが、その威力が仇となり、周囲にまで大きな被害を及ぼす。

 「ジュノーの街が吹っ飛んじまうさ」

 「それでなくても、人質の市民に被害が出るのは避けられません」

 G11の言葉を、G3が補足する。

 飛行船『マグフォード』の、そしてカプラ嬢たちの切り札が封じられてしまう。だが、

 「……ですが作戦に変更はない。私たちはジュノーを目指します」

 G3プロフェッサーは揺るがない。

 「ただし、作戦ルートは変更。行動分岐を4つさかのぼって、その後の分岐はすべて省略。ジュノー上陸作戦に直結します。敵から、こちらの姿が見えていない今がチャンスです……スタート」

 G3の声が淡々としたものに変化する。正念場の証拠だ。

 返答も、任務の確認もしない。

 チーム・グラリスの精鋭たちが、甲板に散る。

 

 つづく 

 

JUGEMテーマ:Ragnarok

中の人 | 第十六話「The heart of Ymir」 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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